イベント登壇
佐藤圭吾が「Claude Code Meetup Japan #1」に登壇
2025年7月9日

当機構の理事である佐藤圭吾が、2025年7月8日に開催された開発者向けイベント「Claude Code Meetup Japan #1」に登壇しました。「Claude Codeにプロジェクト管理やらせてみた」というテーマで、AIを活用したプロジェクト管理の新たな可能性について発表いたしました。
イベント概要
- イベント名: AI駆動開発勉強会【Claude Code Meetup Japan #1】
- 日時: 2025年7月8日(火) 19:00〜21:00
- 登壇テーマ: Claude Codeにプロジェクト管理やらせてみた
- 登壇資料: Speaker Deck
AIプロジェクトマネージャーによる業務自動化
佐藤の発表では、n8nやZapierといった自動化ツールとSlack、Asana、GitHubを連携させ、Claude Codeを「AIプロジェクトマネージャー」として機能させるシステムが紹介されました。このシステムは、以下の3つの主要なパイプラインによって、開発チームの生産性を劇的に向上させます。
- 議事録の自動Issue化: 会議の議事録から担当、タスク、期限をAIが自動で抽出し、GitHubのIssueとして登録します。
- デイリー進捗レポート: GitHub issuesとAsanaタスクの完了状況をAIが毎朝集計し、プロジェクトの進捗をSlackで報告します。
- オンデマンドQ&A: Slack上でAIに質問すると、関連Issueの最新状況や担当者を要約してリアルタイムで返答します。
発表で示された4つの核心メッセージ
このAI PMの仕組みは、単なる自動化に留まらず、開発のあり方そのものを変革する可能性を秘めています。発表では、以下の4つのメッセージが強調されました。
- Slack as DevOS: Slackが開発の起点となり、会議、要求、実装、デプロイまでが1つのチャネルで完結する。
- AIによる"文脈"の保持: AIが会議ログやIssueを横断的に理解し、プロジェクトの文脈を自律的に判断・実行する。
- データの連携と意思決定の自動化: API連携により、リアルタイムな状況把握と優先度付けが自動で進む。
- ノーコードによる高い再現性: ワークフローとプロンプトを共有すれば、専任エンジニアなしでも数日で同様のシステムを構築可能。
導入による効果
このシステムの導入により、以下のような具体的な効果が報告されています。
- 仕様確認など、"なぜ"を聞き返す時間が60%削減
- 新メンバーのオンボーディング期間が50%短縮
- 二重管理されていたドキュメントがゼロに
当機構は、今後もAIを活用したビジネスの革新的な事例を創出し、社会に貢献してまいります。